【演劇観てきた感想】らむらどぅプロデュース feat.guizillen『推しのためなら死ねる!!』

3.0
アイキャッチ画像 演劇

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出典:guizillen http://guizillen.under.jp/index.html

おすすめ度:☆☆☆★★
公演期間:2023/02/08(水)~2023/02/13(月)
劇場:萬劇場
脚本:佐藤辰海
演出:guizillen
出演:
【A】川上献心、キタラタカシ、久保瑠衣香、熊野ふみ、小嶋直子、佐々木タケシ、シミズアスナ、髙橋紗綾、土井直樹、早舩聖、平川千晶、みずき、依乃王里、片腹年彦、門田友希
【B】井本みくに、浦田大地、神近梨子、亀井陵市、佐藤直彰、田中正紀、野澤文音、廣瀬響乃、藤真廉、真辺彩加、矢吹ジャンプ、米田ひかり、黒澤風太、笹井雄吾、末安陸

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あらすじ

『推し保険』ーーー
契約者の死亡時、全財産を推しに譲渡できるサービス『推し保険』が普及して久しい日本。
エンタメ業界は大いに盛り上がっていた。
オタクたちは愛(金額)の大小で競い合い、自身の肉体すら推しに捧げ、
推したちは受取人の権利を懸けて切磋琢磨、足を引っ張り合っていた。

日本を代表する大企業・金ヶ崎生命株式会社の社員ミドーカンジは
上司を殴り、本社の敷地の隅の隅のプレハブ小屋『推し保険事業推進部』へ左遷されてきた。
オタク知識ゼロ、40代、今日から新人営業マン。
ーーところで『推し』ってどういう意味?

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作品の感想

注意

あくまでも個人の感想、若干ネタバレを含むため閲覧注意

演出・脚本:☆☆★★★

Aチームを観たのだが、ストーリーがごちゃつき過ぎていて捌き切れていない感じがする。出演者がそもそも多いところに加えて役柄が更に多く、一人で複数の役柄をこなしていて、今観ているのは誰が誰を演じているのかよく分からない時が出てくる。

あと完全に好みの問題だが、シーン冒頭にシーン●●、っていう演出が合わない。場転して、出てきているキャラが変わったことを宣言しないと観ている方が分からなくなるかも、という配慮であれば、ストーリーそのもののごちゃつきをどうにかして欲しいと感じる。

推し保険の成立からラストの終わり方にも納得感がなく、もともとの期待度が大きかっただけに厳しい評価になってしまう。

俳優:☆☆☆☆★

川上献心

相変わらずの安定感。なのだが、ちょっと勿体ない使われ方だったような気がする。なんでもこなせてしまう俳優ならではの難しさ。

シミズアスナ

ご本人が登場人物の誰よりアイドル感があるのに、オタクっていうギャップは良かった。が、推しにハマって多重債務者という感じが全然ないのは演出のせいだと思う。勿体ない。

井本みくに

複数キャラを演じている中では、一番見分けがついた。しっかりとした演じ分けは技術の高さを感じる。アイドルもオタクも納得度高いキャラだった。

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まとめ

ちょっと期待が高すぎたのか、少し物足りない部分があった。Bチームはどうだったのだろう、というのはちょっと気になる。

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コメント

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