今年もなんだかんだありながら劇場に足を運ぶことが出来たのは良かった。今年の観劇総まとめとして個人的なお気に入り(評価4.5以上)をまとめ発表。
今年は47本の観劇。週1本ペースぐらいでの推移が今の生活には合っている様子。コロナ前は年間150本は観ていたことを考えると隔世の感あり。観る目が優しくなったのか良作が増えたのか、今年4.5以上の評価をつけた作品は全部で10本(昨年は5本)。リストを観ると、4と3.5の境界線が曖昧で、迷った末に3.5ではなく4にした感じがある作品が多く感じるので、来年はその辺りを見直したい。
2023年のお気に入り作品
おもち食べ放題『赤を張って、 ブルー』
今年の個人的ベストはこの作品。自分でも驚いているが今年一番ハマったのは久保磨介ということかも。埋れ木のころから観てはいるのだが、沈ゆうこのキャスティングが絶妙だった。奇抜な設定とシンプルでウェルメイドなテキストがバランスよくエンターテイメントに仕上がっていて、劇場を出た時の後味の良さが何とも言えない。
#Q『紫にリボン結び』『無地にしか見えない』
そして当然ながら井本みくにのキャスティングもである。
やみ・あがりシアター『すずめのなみだだん!』『濫吹』
なかなかご縁がなく今年初めて観てすっかりお気に入り劇団になった。独特な世界観だが、結構技巧派な面があり、テキストの構成力が高くクライマックスに向かっての伏線回収で色々な事を気づかせてくれる巧さがある。
パラドックス定数『四兄弟』
世相を切りつつも遊びがあり知的という大人な演劇作品だった。
ムシラセ『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』
昨年の『瞬きと閃光』からずっと追っている。『眩く眩む』は、ちょっとツラすぎた。
あやめ十八番『六英花朽葉』
ダブルキャストでの”昭和モダン”が観れなかったことが未だに悔やまれる。
アマヤドリ『代わりの男のその代わり』
こちらもダブルキャスト”赤盤”を観れていないというのが心残り。
あんよはじょうず。『なるべく強く踏みつけて、』
こちらは2度見ればよかったと後悔。個人的な新宿村LIVEの構造上の好みで上手にかなり寄って座席を取った。その席ならではの良さもあったが、下手側でも観たいシーンがいくつかあり。。。
コメント