出典：♯Q 公式Twitter https://twitter.com/sharp_q_mm
おすすめ度：☆☆☆☆★
公演期間：2023/10/7(土)～2023/10/10(火)
劇場：新宿眼科画廊スペース地下
脚本・演出：久保磨介
出演：井本みくに、おしばい演太、笹井雄吾、沈ゆうこ、村上弦
あらすじ
『high-end soda』
私の名前は泡姫（アリエル）。キラキラの名前。人魚好きの彼氏が愛しているのは私の、？『superman』
久しぶりに会った冴えないあいつにとって、今も俺はスーパーヒーローらしい。『dog tag』
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野良猫の世話をしている。飼ってはいない。だって飼ってないって言ってるんだから。
作品の感想
あくまでも個人の感想、若干ネタバレを含むため閲覧注意
演出・脚本：☆☆☆☆★
久保磨介らしいウェルメイドな短編集。一作品大体30分ほどの短篇だけあって、登場人物の関係性にフォーカスしており、中長編にあるような”遊び”の部分がやや少ないのが残念。『high-end soda』は恋愛もの、『superman』は青春群像劇の一幕みたいで、『dog tag』はエッセイみたいな印象を受ける作品で、好みとしては『dog tag』がほのぼのしてて、笑いもあって一番合っていたと思う。あと、『スコトーマカフェ 他7篇』公演を踏襲した幕間のゆっっるいダンスは嫌いじゃない。
登場人物も少なくセットもほとんど必要のない持ち運びしやすい作品群だし、これからも外部に短篇を書き下ろしていくのだろうからvol.2もあると想像されるので楽しみにしたいと思う。
俳優：☆☆☆☆★
沈ゆうこ
この公演で恐らく一番”おいしい”のではないかと思う配役で、最近拝見している中では断トツに可愛い。『high-end soda』での彼に対する不安を抱えているところからのラストの幸せ過ぎる盗み聞きと、『dog tag』のこれはもう猫の名前は”たこ焼き”確定だなというラストシーンは共に印象的。
おしばい演太
相変わらず爽やかな好青年が似合う。『high-end soda』の悠人とかズルが過ぎる気がする。
村上弦
短編集だから仕方がないが、勿体ない、というか贅沢な使い方をされている印象。もうちょっと観たかったというぐらい見せ場が少なかった気がする。
まとめ
vol.2に続くことを期待。年末のスタジオ空洞も楽しみ。結構席に余裕があるというxのつぶやきが信じられない。
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