上がる(FIRE)ための投資方針_2024年改訂版

アイキャッチ画像 上がる(FIRE)

2年ちょっと前、コロナが落ち着いたのか何だか良く分からない時期に始めたこの投資と観劇感想ブログもなんだかんだと2年強続けてこれた。これも偏に演劇界隈の皆さんが劇場で作品を上演し続けてくれたからである。感謝に堪えない。お陰様でかいろいろなことが習慣化出来て、あと8年ぐらいで何とか上がれ(FIRE)るかもしれない所まできた。ただちょっと心境の変化もアリ、今年から新NISAも始まったので少し投資方針を修正しようと記事を書き始めた、のだが、風邪で1週間寝込んでしまった。これが逆に奏功し色々と考えて腹が決まったので、今後の航路として改訂版を上げておく。

スポンサーリンク

リスク許容度の確認

現状自身のリスク許容度はそれなりに高く投資期間も長く取れると判断。10年間は生活防衛資金を残して株式に全振りすることを基本とする

変化なしである。大きく収入も変わらず(つまりインフレ負けしているが)、充分にリスクをとれる状況であり、これまでの積み上げから一寸した変動でも結構な金額上下することにも慣れた感がある。今、暴落が来て30%~50%含み損が出ても”投げる”ことはないだろうと考えられる。

スポンサーリンク

基本的投資方針

淡々と米国株式に積立投資:
INDEX投資をやりつつキャッシュフロー重視で米国高配当株ETFを自動積立

ここも方向感は変わらない。新NISAのつみたて投資枠(年間120万円)でINDEX投資、成長投資枠(年間240万円)で米国高配当という筋立て。但し、購入商品や暴落時の対応に少し変化をつけている。

スポンサーリンク

投資方針

【平時】
毎月の収入からの余剰資金で淡々とINDEX投資と米国高配当株ETFを積立、手元のキャッシュポジションは暴落時まで温存
【暴落時】
暴落をS&P500が直近高値から20%以上の下落と定義、暴落を認識した翌週から積立規模を現在の5倍に設定して引き続き淡々と積立、平均購入単価の推移をみて直近の購入単価が平均を上回ったところで暴落終了と判断し平時の積立設定に戻す

現状の知識と感情に合わせて以下のような変更を加える。

変更①:S&P500(全米)からオルカン(全世界株)に変更

昨年まではINDEX投資はS&P500を積み立てていたがオルカンに変更してNISA積立投資枠で積み立てする。高配当が完全に米国に偏っているので気分的なものでしかないが、eMAXIS Slim 全世界株式の手数料が大幅に下がり、その英断に敬意を表し乗り換えることにした。

変更②:NISA成長投資枠はVYMのみに変更

もともと成長投資枠は今まで通り毎月の収入の余剰資金からINDEX投資分を引いた分を米国高配当ETF御三家(VYM/HDV/SPYD)に入れていたが、どうにも市場の過熱感に違和感を覚えるため、一旦、VYMを成長投資枠の範囲だけで積立てていく。(成長投資枠が満額に達した場合、改めてルールを改定する予定。)

変更③:暴落に備えたキャッシュポジションはドル建てMMFに変更

これまでは単に円でキャッシュポジションを持っていたが、暴落時はドル転して特定口座で米国高配当ETFを買い向かっていくことになるため、単に待機させておくのは勿体ない。よって、キャッシュは定期ドル積立で少しづつドル転しMMFにしておく。(今後、円高となる蓋然性が高いため、一括でドル転はしない。)MMFは、現状高配当ETFよりも利回りが良くバグっている状況であることに加えて、MMFの利回りが落ちるてくると、それは即ち株安のバーゲンセール局面なので、MMFを解約して高配当ETFを買うという立ち回りをしたいと考えている。

変更④:特殊対応(調整局面で買い向かう対応)を変更

当初の特殊対応ではカバーできない局面があるとこの2年で感じたため、開始トリガーに、現在のポジションの平均購入単価を週の終値が下回った場合を追加することとする。(その代わり規模は縮小し、下落率に応じて積み増していく感じに変更。)そして、調整局面入りの判定は、S&P500ではなく、VYMの価格を基準とすることとする。

変更⑤:ポジションの公開をやめる

もう既にやめているのだが、ポジションの公開はやめることにした。公開しなくても恐怖に駆られて投資方針を変えることもないという感覚になってきたためである。

スポンサーリンク

まとめ

本格的な投資活動から2年ちょっと経過したが、市況もよく計画した以上に順調に進んでいる。2024年から新NISAという追い風もアリ、航路に微修正を加えたが、この新方針でNISA枠が埋まるまでは進んでいこうと考えている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました