出典:劇団人間嫌い https://ningengirai.studio.site/
おすすめ度:☆☆☆★★
公演期間:2023/11/22(水)~2023/11/26(日)
劇場:イズモギャラリー
脚本・演出:岩井美菜子
出演:今井未定、井澤佳奈、武田紗保、川勾みち、村上桜佳、あべまな、桜田実和
あらすじ
満員電車に揺られる朝に、
出典:劇団人間嫌い_特設サイト https://tokyobh.mystrikingly.com/
偉いのは髪の毛巻いてある女の子。
憧れるのは、炊き立てのご飯でオニギリ弁当持参。
端のあの子の荷物は、帰りにジムに寄るのかな。
気休めみたいな化粧水サンプルつけたくらいで女を釣れるだなんて舐めんなよ!
って安易なレディースプランにイラついちゃって、自分のご機嫌取りに失敗中。
しゃあない、ファミマでチョコフラッペ買っちゃうぞ。
ねぇわたし、罪悪感350キロカロリーに負けない自愛の心は持ってるかい?
劇団人間嫌い10周年の長旅の準備は、早速ですがビジネスホテルで。
作品の感想
あくまでも個人の感想、若干ネタバレを含むため閲覧注意
演出・脚本:☆☆☆★★
ストーリーは、コラムニストのアオイ(今井未定)とそのマネージャである桜井(桜田実和)、物産展に出店している会社の社員の清水(あべまな)とバイトのユウ(井澤佳奈)、彼氏とけんかして家出しているまりあ(武田紗保)と友人のせな(村上桜佳)、社畜の大崎(川勾みち)の4本の流れを交錯させながら進んでいくのだが、80分前後で幾重にもストーリーを重ねられると、単純に観づらいのと、それぞれのシーンの印象が浅くなってしまっていて、正直物足りなさを感じる。もう少し長いか、ストーリーを絞って深堀りしてもらった方が個人的には受け止めやすい作品になるのではないかと感じる。
また、『ネオンの薬は喋らない』での河村慎也ように、一人でも男性がキャスティングされていると、作品が多面的になって奥行きが出るのではないかという印象。
俳優:☆☆☆★★
川勾みち
社畜の悲壮感と責任感と高揚感が絶妙に出ていて”そうそう、こんな感じになるんだよ”と共感。ただ、昨今は人手不足過ぎてあそこまで社畜な人っていない気がしている。という元社畜の感想。
まとめ
来年10周年で3公演も打つそうなので楽しみにしている
出典:劇団人間嫌い_特設サイト https://tokyobh.mystrikingly.com/
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