【演劇観てきた感想】電動夏子安置システム『オスカーの教室』

アイキャッチ画像 演劇

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出典:劇団電動夏子安置システム https://dna-system.com/

おすすめ度:☆☆☆★★
公演期間:2023/10/12(木)~2023/10/15(日)
劇場:駅前劇場
脚本・演出:竹田哲士
出演:小原雄平、道井良樹、新野アコヤ、坂本ともこ、吉岡優希、岡崎桃子、熊坂貢児、下平久美子、澄華あまね、久下恭平

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あらすじ

商工評議所は地域産業発展のために
集まった企業の団体である。

経営支援や街の活性化のほか、
地域の問題を解決するため、
行政に政策提言活動をしている。

青梅浦(おめら)商工評議会の青年部は有観客の
「政策提言プレゼンテーション」を企画した。

1600人収容の大舞台で市の抱える問題と
その解決案を発表する事となる。

市長をはじめとした大勢の観客の前で、
いかにエッジの効いたプレゼンができるのか。

その答えは「演劇」×「政策提言」。

今、夢見る大人たちのプレゼンショーの幕が上がる。

出典:劇団電動夏子安置システム https://dna-system.com/
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作品の感想

注意

あくまでも個人の感想、若干ネタバレを含むため閲覧注意

演出・脚本:☆☆☆★★

個人的にはちょっと手法が陳腐というか古い感覚を覚えるツクリで、物語性とかを敢えて無視して脱線したり、あり得ないシチュエーションを設定しての笑いに違和感を覚えてしまう。その状況を納得させるほどのパワフルな演出を感じられず、結果、アドリブで客席の反応を見ながら対応をしている道井良樹の前説の方が全然面白かった。というのが、個人的な感想になってしまった。

ここまで公演を重ねている劇団には、どうしても独特なメソッドが長年のお客様との関係性の上で成り立っている部分もあって、偶にしか観ないとその行間が読めなくて置いてかれてしまうのかもしれない。もう少し、物語性が確り残っているか、逆に常連さえ置いていく程の尖った笑いの演出があれば振り落とされたりしないで楽しめる気がする。

俳優:☆☆☆★★

道井良樹

本編では完全に飛び道具扱いで要所での笑いの中心を担いつつ、自分以外の笑いでは的確なツッコミを入れていく役割。前説も20分ぐらい喋りっぱで会場をわかせていた。

澄華あまね

あ、この人バレエ経験者だなという所作が印象的だったが、まさかの元タカラジェンヌ。小劇場では珍しい経歴をお持ちで驚いた。

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まとめ

ちょっと客席にて孤立した感じ。ハッピーシステムからついていけなかった…そこまでツマラナイ訳ではないのだが、、、

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