出典:川久保一人暮らし https://twitter.com/kawakubo_hitori
おすすめ度:☆☆☆☆★
公演期間:2024/06/07(金)~2024/06/09(日)
劇場:OFFOFFシアター
脚本・演出・出演:川久保晴
あらすじ
『学生』
エミィ賞グランプリ2019 グランプリ受賞作品。の、最新版。とある高校受験にやってきた、「学生」の話。『27歳』
ホテルの一室で上演したうずフェス(仮)での「23歳」、を経て、初めて劇場で上演したAPOFESの「23歳」、を経て、最強の一人芝居フェスINDEPENDENTにて大阪・仙台で上演した「25歳」、を経て、最新版。とあるホテルにやってきた、「27歳」の話。『オトナ』
出典:川久保一人暮らし https://twitter.com/kawakubo_hitori
完全新作。
とある人にあいたくなった、「オトナ」の話。
作品の感想
あくまでも個人の感想、若干ネタバレを含むため閲覧注意
とても良い意味で期待を裏切られた。一人芝居はあまり好きな方ではないのだが凄く楽しめた。一人芝居なのに会話劇のようなセリフのテンポがあり、大胆な沈黙で間を取ったり、表情だけで状況を描き出す巧さもあり、演出も良かった。
3篇の短編一人芝居をプロローグとエピローグで挟む構成。3本の短編にはそれぞれ直接的な繋がりはないのであるが、プロローグとエピローグによって、全てがひとつに感じられるようになっている。(と、勝手に感じた。)劇中は結構笑わせられるネタが中心ではあったが、最後のエピローグでプロローグからの流れを回収するような描写があり観ててちょっと泣きそうになってしまった。
MCRで観た感じでは、どちらかというと重めで訥々とセリフを吐く演技をする印象だったが、6歳・27歳・48歳(15歳)と幅広いキャラクターを納得度高い演技で演じきっており楽しめた。
まとめ
X(旧Twitter)のDMでフライヤー表裏の画像よりも縦幅が長い超々長文のお誘いをいただいた際には、あまりの熱量に本当に驚いたが、結果、伺って良かった。今後の活躍が楽しみな俳優を見つけてしまった。小劇場観劇の本数はこうやって増えていく。
出典:川久保一人暮らし https://twitter.com/kawakubo_hitori
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